振り回される幸せ。

娘4人、個性さまざま。

出産ばなし【二女編】

長女出産の記録 → 出産ばなし【長女編】


長女が2歳4ヶ月のとき、二女を出産しました。
出産のちょうど1ヶ月前に
ロータリーパーラー(牛の搾乳をするところ)から1mほど下の床へ後ろ向きに落下して尾てい骨を強打!
出産が心配でしたが、
1ヶ月経った頃にはなんとか完治していました。

長女は予定日通りに出てきたので、今回もそんなもんかなと思っていた私…
長女ひとりにかかりっきりになれるのもあと少しだなーなんて考えて、近くの村の夏まつりの名物、トラクター輓馬を見に行ったりしていました。

その夏まつりに行った日の深夜、
あれ? この痛みはもしや?
という痛みがあって目が覚めました。
お通じもあり、間違いない!という感じ。

長女が初産にしては安産だったので
(陣痛が来てから5時間くらい)
2人目はお産の進みが早いから気をつけてね!と言われていまして、早朝に入院となりました。

が、病院に着いてからの痛みが強くならない。
むしろ弱くなってる…
陣痛の間隔も開いていく…

LDR(陣痛・分娩・回復がひとつの部屋で済ませられる)室でスクワットしたり、
廊下に出て歩いたり、階段を上り下りしたり。
動いていると痛いけど、休むと弱まる陣痛。

そんな中、その日の朝から長女を見てくれていた夫の母の都合が悪くなり、
夫が一度長女を迎えに帰宅しました。
このころは、上の子が分娩に立ち会えたんですよね。

弱いけれど一応ある陣痛のため、
昼食は食べられませんでしたが、
なかなかゴールの見えない痛みにも飽きてきました…

お腹の中の赤ちゃんも私も、長引く微弱陣痛で体力を消耗しちゃうってことで、医師から促進剤を勧められて14時近くに投与を開始しました。

最初は15分で一滴とか…
詳しくは忘れましたが、
最低量から始めてちょっとずつ増やしていくから、産まれるのは16時くらいかな~と先生。

お昼寝の時間になっていて機嫌の悪かった長女を、
促進剤投与開始とほぼ同時に
夫が寝かせドライブに連れて行きました。

助産師さんも先生も夫たちもいなくなって、
急にシーンとした部屋で
「促進剤打つとどんな陣痛が来るのかなあ」
とのん気に考えたまさにその瞬間…

身体中が震えるような痛みが!

これヤバイ!とナースコールを探すも
焦りもあって見つからず、
携帯電話は枕元にあったので慌てて夫に電話。
幸い、長女はあっさり寝たようですぐ戻ってきてくれるとのこと。

その間にも、えっ!? あれっ!?というくらい痛くなって
破水!と同時に、赤ちゃんがどんどん降りてくる感覚!

もう間に合わない!とナースコールを探すのは諦めて、
「スミマセーーン!」と叫びました(笑)

お産が立て込んでいたようでしばらく助産師さんの反応がなく、
必死で数回叫びました。
痛くてあんまり大きな声が出せなかったです…

やっと助産師さんが様子を見に来てくれて、
「うわっ、ちょっとまだいきまないでね!」
「(電話で)誰でもいいから先生ひとり来てください!」
「パパ、間に合わないかも!」
と言いながらテキパキとベッドを分娩仕様にしてくれました。
押し寄せる陣痛に私は、いきまないでねと言われても無理!という状態。

このタイミングで長女を抱っこした夫が帰ってきて、
「いきんでいいよ~」と助産師さんが言ってくれたときには、
いきむもなにも…
二女、勝手に出てきてました…

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急すぎて、よく分からないうちにお産が終わってしまった…
促進剤投与から15分くらいだったと思います。

点滴を変えながら
「最初の一滴が入ったかどうかだね~」
と先ほどの助産師さんが言ったくらい。

敏感なのかな(笑)

二女出産後は他にもいろいろ大変だったのですが、
長くなるのでまた書きます。