心臓外来
昨日は予防接種と心臓外来…
心エコーはなく、レントゲンと診察。
体重は4616gでした。
肺の浮腫は少し改善、
呼吸もやや改善傾向に見えます。
しかし穴が塞がってきたわけではなく…
四女ちゃんは肺高血圧もあるのですが、
肺の血管もあまり開いていません。
生後2ヶ月になってるので
もう開くはずなんだけど…
心臓の状態に変化ないのに
なぜちょっと改善してるのかというと、
血管抵抗がかかっているからだそうです。
先生に
「Ωの法則って覚えてますか?
あれと同じことが起きてるんですけど」
と言われましたが、
電気って苦手分野でしたので、
「はあ…」としか返事できない
帰宅して勉強し直し!
Ωの法則とは…
電圧(V) = 電流(I) × 抵抗(R)
つまり…
血圧 = 血流量 × 血管抵抗
血流量が多くて血管抵抗も高いと、
血圧も高くなる。
血管抵抗が高くて血圧も高いと、
血流量は少なくなる。
心室中隔の穴によって
右心室には正常より多い血があるため、
肺動脈と右心室に高い血圧がかかっている
(=肺高血圧)。
ところが四女ちゃんは、
肺動脈と肺の血管が開ききっていないので
抵抗がかかっており、
結果として肺へ流れ込む血流量は
減っているので浮腫が改善した、と。
もちろんいいことではないんだけど、
この状態のまま体重が増えてくれれば
よりよい状況になるかもしれません。
学生時代の勉強って、
けっこう役に立つものですね。