振り回される幸せ。

娘4人、個性さまざま。

出産ばなし【三女編】①

出産ばなし【長女編】


いよいよ明日入院します。
誘発は明後日から。
お腹にいてくれるのもあと1日…
楽しかったなあ。
つわりは辛かったし、
そのあとも様々なマイナートラブルにやられてあちこちダメージ受けていますが、
他では得がたい経験でした。

夫くん、娘たち、ありがとう!

さて、今日は三女の出産を2回に分けて振り返ります。



お正月前からひどい喉風邪をひいてしまい、咳込みが激しくて産んじゃう!というくらい、腹圧かけまくってました。
なんとか無事風邪も治り、予定日まで1週間というあたりの夕方。
またもや懐かしい痛みがありました。
長女、二女とスピード安産だったので、この日はすぐ病院へ。

NSTというお腹の張りや赤ちゃんの動きを見るモニターを付けて、ワクワクドキドキしていたのですが…
陣痛らしき痛みはすぐに遠ざかってしまいました。
子宮口もまだまだ開いていない様子で「前駆陣痛だろうね」と帰宅…

前駆陣痛なんて長女のときも二女のときも感じたことなかったのに(鈍いだけ?)!

この一件で「陣痛ってどんなんだっけ??」と自信がなくなりました。
これがよくなかったな~


その数日後の深夜2時…
お腹と腰の痛みで目が覚めました。
でもまた前駆かも。
テレビなど見ながら4時まで我慢…
というか、我慢するほどの痛みでもなく、生理痛くらい。

一度病院に電話しましたが、
病「痛みはだんだん強くなってきていますか?」
→「いいえ…」
病「痛みの間隔は?」
→「かなり不規則です」
病「内診してみないと何とも言えないので、来てみますか?」
→(前駆陣痛でまた帰るのは嫌だなあ)「……もうちょっと様子見ます」

何せ、病院まで車で片道40分。
5時から仕事の夫くんを起こすのも悪いなあとも思っちゃったんです。
今思えば、このとき病院行っていればよかった!!

そのまま、痛み自体は強くならないまま、痛みの間隔だけ少しずつ規則的になり、朝を迎えました。

夫くんは前述の通り5時から仕事。

そして6時半頃…
痛みの間隔が5分になってしまい、このままではマズイかなあと再び病院に電話(遅い!)。

夫くんも仕事を途中で切り上げて、7時頃に家を出ました。
このときの陣痛は3分おき、でもまだ全然余裕のある私。
長女と二女を見るために来てくれたお義母さんに
「3分間隔で陣痛が来てる」と言うと、
お義母さんびっくりして「間に合わないよ!!」と…

ええ~?
まだこんなに余裕なのに?
半信半疑で車に乗り込みました。

軽くハイになっていたので、車内でも夫くんとおしゃべり。
30分ほど車を走らせたところのコンビニで、夫くんの朝食と分娩に備えた私のおやつを買いました。
このコンビニで停車してる間に、ちょっと息が止まって耐える程度の痛みに変わってきました。

まあ病院まであと10分だし、なんとかなるかな、と思いつつ。

再び車を走らせて、病院まであと5分というあたりで、ヤバイかも…という感覚に。
痛いのも痛いんだけど、赤ちゃんがズンズン下に下りてきてるのが分かったんです。
あらあらこれは…どうしましょう…
もう口を開くことができなくて、完全に無言になってしまったんですが、夫くんはそんな私にはまったく気付かなかったようでした。

病院の駐車場に到着したものの、座席から体を動かせない。
そこで夫くんがやっと異変に気付き、
「大丈夫?」
「……ダメかも」

ま、でも仕方ないので無理矢理車から出ました。
その途端! 
信じられないような痛みと共に破水、
そして赤ちゃんの頭が股間に挟まっていたのです!

車のドアミラーを掴んで倒れないようにするので精一杯!
声を振り絞って夫くんに
「破水した、赤ちゃんも出てきてる、とても歩けません!」と伝えました。

病院の裏手のお宅の犬がこちらの非常事態?に驚いたのか、ワンワン吠えてて、
恥ずかしくて可笑しくて、冷や汗たらたらのこの状況の中でも笑っちゃいそうでした。

続きます。