振り回される幸せ。

娘4人、個性さまざま。

四女のVSD ① 妊娠中の検査 その1

四女がVSD(心室中隔欠損症)であろうと言われたのは、胎児スクリーニング検査を受けたときでした。


2015年11月中旬、妊娠中期の24週。
普段の妊婦検診で受ける経腹エコーでも赤ちゃんの心臓の動きは見えますが、もっと拡大して、時間も30分ほどかけて、心臓や内臓に異常がないか詳しく調べてもらいます。
私の通っていた病院では3000円で受けられる検査でした。

三女まではこの検査は受けませんでした。
自分には関係ないと思ってたこともあるし、妊娠中に胎児に何か問題が見つかることが怖かった。
もし問題があったとき、その赤ちゃんの誕生を楽しみに待てなくなったらどうしようという気持ちで。

でも三女を出産して入院しているとき…
漫画「コウノドリ」を読んだんです。
そして、自分が今まで何の問題もなく安産で済み、また子どもたちにトラブルもなかったのは、単純に運がよかっただけだとつくづく感じました。

「妊娠中に胎児や自分に何かリスクが見つかったら怖い」じゃダメなんだ、
前もってリスクが分かっていれば、お医者さんや看護師さんなどのスタッフにとってものすごくメリットがある。
生まれてくるまでに準備できることがたくさんあるから。
それは何より、赤ちゃんにとっていちばん大事なことだと思いました。

そして4人目ができたとき…
年齢的にも様々なリスクの確率は上がるし、
この検査をした方がいいだろうなと思い、夫にも相談しました。

夫はひとこと、
「3000円で買える安心なら買っておいた方がいい」

買っておいてよかった。
今つくづくそう思います。